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初診料と再診料の違いとは?料金の仕組みや判断基準を解説

病院やクリニックを受診した際、「初診料と再診料は何が違うのか」「以前通ったことがある病院でも初診料がかかるのか」と疑問に思う方もいるでしょう。

初診料と再診料は、医療機関で診察を受けた際に算定される基本的な診療費用です。初めて受診するときと継続して受診するときでは、適用される料金の区分が異なります。ただし、過去に受診したことがあるかどうかだけで決まるわけではありません。

この記事では、初診料と再診料の違いを中心に、料金の仕組み、初診として扱われる場合、オンライン診療での取り扱いについて解説します。

初診料と再診料の違いをわかりやすく解説

初診料と再診料の主な違いは、医療機関で初診として診察を受けるのか、継続する診療の一環として再診を受けるのかという点です。

初診料とは?初めて診察を受けるときの費用

初診料とは、医療機関で初診を受けた際に算定される基本的な診療費用です。

一般的には、その医療機関を初めて受診した場合などが該当します。医師が患者の相談内容や病歴などを確認し、診察を行います。

ただし、健康診断などの受診後に保険診療を受ける場合には、通常の初診とは異なる取り扱いになることもあります。

再診料とは?継続して診察を受けるときの費用

再診料とは、医療機関で継続して診察を受ける際に算定される基本的な診療費用です。

例えば、初診を受けた後、同じ医療機関で引き続き診察を受ける場合などが該当します。

再診料は診療所や一定の規模の病院などで算定されます。病院の規模や診療の状況によっては、再診料ではなく外来診療料という区分が適用される場合もあります。

初診料と再診料の金額はどのくらい違う?

健康保険が適用される診療では、国が定める診療報酬に基づいて費用が計算されます。

保険診療では診療報酬点数を使用する

診療報酬とは、保険診療における医療サービスの費用を計算するための仕組みです。診療行為ごとに点数が定められており、1点を10円として計算します。

2026年10月時点の医科診療報酬点数表では、一般的な初診料は291点、診療所などで算定される再診料は76点とされています。

ただし、これは基本となる点数であり、患者が窓口で支払う総額ではありません。実際の自己負担額は、加入している医療保険や診療内容などによって異なります。

診療報酬の詳細は、厚生労働省「令和8年度診療報酬改定について」で確認できます。

初診料や再診料以外の費用が加わる場合もある

医療機関で支払う金額は、初診料や再診料だけで決まるわけではありません。

診療内容に応じて、検査料、処方箋料、医学管理に関する費用などが加算される場合があります。また、診療時間帯や医療機関の体制などによって、別の加算が適用されることもあります。

そのため、初診料と再診料の点数だけを見て、実際の医療費を判断することはできません。

以前受診した病院でも初診料がかかることはある?

一度受診したことがある医療機関でも、診療の状況によっては初診として扱われる場合があります。

以前の診療が終了している場合

以前受けていた診療が終了し、その後新たに診察を受ける場合には、初診料が算定されることがあります。

ただし、前回の受診から一定期間が経過したという理由だけで、自動的に初診になるわけではありません。

以前の診療内容や今回の受診目的などを踏まえ、診療報酬の算定ルールに基づいて判断されます。

別の診療科を受診する場合

同じ医療機関で別の診療科を受診した場合でも、新たに初診料が算定されるとは限りません。

すでに診療を継続している患者が別の診療科を受診する場合には、診療の状況や受診日などによって取り扱いが異なります。

初診料と再診料のどちらに該当するかわからない場合は、医療機関の受付窓口に確認してください。

オンライン診療でも初診料と再診料は発生する?

オンライン診療は、スマートフォンやパソコンなどを通じて、医師と患者が映像・音声でやり取りする診療方法です。

保険診療としてオンライン診療を受ける場合にも、初診料や再診料などの診療報酬の仕組みが適用されます。

オンライン診療の初診料と再診料

2026年10月時点の医科診療報酬点数表では、所定の施設基準を満たす医療機関が情報通信機器を用いて初診を行った場合、初診料は253点とされています。

また、診療所などで情報通信機器を用いて再診を行った場合は、再診料76点が適用されます。

ただし、これらは基本的な診療報酬点数です。実際の費用は、診療内容や加算などによって異なります。

自由診療では医療機関ごとに料金が異なる

オンライン診療には、健康保険が適用される保険診療のほか、費用を原則として全額自己負担する自由診療があります。

自由診療では医療機関が料金を設定するため、保険診療の初診料や再診料とは異なる料金体系が用いられます。

初診と再診で料金を分けている場合や、診察に関連する費用をまとめて表示している場合もあります。

予約前に料金の内訳や支払い方法を確認しておきましょう。

初診料と再診料を確認する方法

領収書や診療明細書を確認する

医療機関で支払いを行った際は、領収書や診療明細書で費用の内容を確認できます。

診療明細書には、初診料や再診料をはじめ、算定された診療報酬の項目などが記載されます。

どの項目が初診料や再診料に該当するかわからない場合は、医療機関に説明を求めることができます。

予約前に医療機関へ問い合わせる

初診として扱われるか再診として扱われるか気になる場合は、予約時に確認する方法もあります。

特に、久しぶりに受診する場合や診療科を変更する場合、オンライン診療を初めて利用する場合などは、料金の取り扱いを確認しておくとよいでしょう。

最終的な費用は実際の診療内容によって決まるため、事前に案内された金額と異なる場合もあります。

まとめ|初診料と再診料の違いを理解して費用を確認しよう

初診料と再診料は、医療機関で診察を受ける際の基本的な診療費用ですが、算定される状況が異なります。

初診料は初診として扱われる診察で、再診料は継続する診療で算定されるのが基本です。ただし、過去の受診歴や診療の状況などによって取り扱いが変わる場合があります。

オンライン診療でも保険診療の場合は診療報酬の仕組みが適用されますが、自由診療では医療機関ごとに料金が異なります。

実際の費用については、医療機関の料金案内や診療明細書を確認し、不明点があれば受付窓口へ問い合わせましょう。

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