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オンライン診療で医師免許を確認する方法と本人確認の基本

オンライン診療を利用するとき、担当する医師が正式な医師免許を持っているか確認したいと考える方もいるでしょう。対面診療とは異なり、画面越しに診察を受けるため、医師の資格や本人確認の仕組みを知っておくことは大切です。日本では、厚生労働省が医師の資格を調べられる検索システムを公開しています。また、オンライン診療における医師と患者の本人確認についてもルールが設けられています。この記事では、医師免許の確認方法や検索時の注意点、受診前に確認しておきたい事項を解説します。

オンライン診療で医師免許を確認する必要性と基本知識

オンライン診療は、スマートフォンやパソコンなどを通じて、医師と患者が映像と音声でやり取りしながら行う診療です。医療機関の診察室に直接足を運ばない場合でも、医師の資格や本人確認に関するルールがあります。

医師免許とは何か

医師免許は、日本で医師として医業を行うために必要な国家資格に関する免許です。

医師国家試験に合格し、所定の手続きを経て医籍に登録されることで、医師免許が与えられます。

医籍とは、医師の氏名などを登録する公的な記録です。医籍に登録された年は「医籍登録年」と呼ばれ、医師の資格を確認するときの参考情報になります。

医師免許の確認と本人確認は異なる

医師の資格確認と本人確認は、それぞれ目的が異なります。

医師の資格確認は、その人物が医師としての資格を保有しているか調べることです。一方、本人確認は、診察を担当している人物が名乗っている本人であるか確認することを指します。

オンライン診療では、この両方を区別して理解しておくことが重要です。

厚生労働省のサイトで医師免許を確認する方法

厚生労働省は、医師や歯科医師の資格を確認するための「医師等資格確認検索」を公開しています。

一般の方も利用できるため、オンライン診療を担当する医師について調べたい場合の確認手段になります。

医師等資格確認検索の使い方

医師の資格を調べる際は、次の手順で進めます。

  1. 厚生労働省の「医師等資格確認検索」にアクセスする
  2. 一般向け検索画面を開く
  3. 職種で「医師」を選択する
  4. 検索対象者の性別と氏名を入力する
  5. 検索結果に表示される情報を確認する

検索画面では、氏名を姓と名の両方で入力する必要があります。姓だけ、名だけ、フリガナだけでは検索できません。

公式サイト:厚生労働省「医師等資格確認検索」

検索結果から確認できる情報

検索システムでは、対象となる医師について、氏名、性別、登録年などの情報が表示されます。

該当する場合には、行政処分に関する情報が表示されることもあります。

ただし、この検索結果だけで、画面に映っている人物が検索対象の医師本人であることまで確認できるわけではありません。

医師の資格情報と、実際に診察を担当する人物の本人確認は分けて考える必要があります。

オンライン診療における医師の本人確認の仕組み

厚生労働省の「オンライン診療の適切な実施に関する指針」では、医師と患者の本人確認について定めています。

医師の本人確認に使用される書類

同指針では、医師の本人確認に使用する書類として、次のようなものが示されています。

  • HPKIカード(医師資格証)
  • マイナンバーカード
  • 運転免許証
  • パスポート

また、医師の資格を確認するための書類として、医師免許証やHPKIカードの活用が示されています。

指針では、医師の氏名を確認するための身分証明書の提示に際し、住所や身分証明書の番号などを患者に示すことまでは求めていません。

医籍登録年による資格確認

厚生労働省の指針では、医師が医籍登録年を伝えるなどして、患者が資格を確認できる環境を整えておくことが示されています。

必要に応じて、医師等資格確認検索を利用できることを案内する方法もあります。

なお、以前から対面診療を受けている医師など、相互に本人であると認識できる状況では、本人確認の取り扱いが異なる場合があります。

詳しくは、厚生労働省「オンライン診療について」に掲載されている指針を参照してください。

医師免許の検索結果が表示されない場合の注意点

医師等資格確認検索で名前が見つからなくても、その結果だけをもって医師免許を持っていないと判断することはできません。

検索対象に含まれない場合がある

厚生労働省の検索システムには、掲載対象について一定の条件があります。

医師法に基づく定期的な届出の状況などによって、医籍に登録されていても検索結果に表示されない場合があります。

また、旧姓や通称名、漢字の表記によって検索結果が異なることもあります。

検索結果が見つからない場合は、入力内容を確認し、必要に応じて医療機関へ問い合わせる方法があります。

検索結果だけで医師を評価しない

資格確認検索は、医師の登録情報を調べるための仕組みです。

診療内容の適切さや医師の技術、医療機関の評価を判定するためのものではありません。

検索結果を確認する際は、制度の目的と表示される情報の範囲を理解しておきましょう。

オンライン診療の受診前に確認しておきたいこと

医師免許の確認とあわせて、医療機関の基本情報や問い合わせ方法を把握しておくと、受診前の手続きを整理しやすくなります。

担当医師と医療機関の情報

予約前には、医療機関の公式サイトや案内ページで、所在地、連絡先、担当医師の氏名などを確認しましょう。

厚生労働省の「医療情報ネット(ナビイ)」では、医療機関の所在地や診療科目などの情報を検索できます。

ただし、医療情報ネットは医師免許の資格確認検索とは別の仕組みです。

確認したいことがある場合の問い合わせ

担当医師の氏名や資格確認の方法について不明な点がある場合は、医療機関の問い合わせ窓口へ確認できます。

問い合わせる際は、担当医師の正式な氏名や、資格を確認するための案内があるかなど、知りたい事項を具体的に伝えるとよいでしょう。

本人確認書類の提出方法についても、医療機関が指定する正規の手続きを確認してください。

まとめ

オンライン診療で医師免許を確認したい場合は、厚生労働省が公開する「医師等資格確認検索」を利用する方法があります。

ただし、検索対象には条件があり、検索結果が表示されないことだけで資格の有無を判断することはできません。

また、医師免許の確認と、実際に診察を担当する医師の本人確認は別の手続きです。

受診前に確認したい事項がある場合は、厚生労働省の公的情報を参照するとともに、利用予定の医療機関へ問い合わせてみましょう。

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